魂を目覚めさせ才能を開花させるには?

あなたのまわりで、同じ時期にスタートしたのに、

飛びぬけてうまくできる人って、いませんか?

音楽やスポーツ、勉強なんかもそうですが、一度見ただけですぐに覚えてしまったり、飛びぬけて上手だったり、こういう人たちを「才能がある」と言ったりするのではないでしょうか。

同じ人間であるのに、なぜこんなに差があるのでしょう?

それは、前世でやった行いは、魂の奥深くに記憶されているからです。

現世で稼いだお金やあつめた物はあの世に持っていけませんが、

芸術、学問や信仰は形こそありませんが、ちゃんと魂に刻まれあの世に持っていけるのです。

人間の魂の奥深くに記憶され、生まれ変わるたびに才能という形で表れてきます。

才能というものは、天から与えられたわけでも、人からもらったものでもない、前世で努力して自分で培ってきたもの。

生まれながらにして持っている才能がある人のことを「天才」と呼びますが、天から与えられるというより、「魂に内臓している才」と言った方がいいかもしれません。

これら学問、芸術や信仰の才能は誰にも盗まれることのない財産。

お金や物は、盗まれたり、無くしたりしてしまうけれど、形のない「才能」というのは無くなることはないのです。

眠っている才能を開花させるには?

前世で培ってきた才能があるとしたら、いつどうやってその才能はあらわれてくるのでしょう。

才能とは、放っておいたら自然に開花するわけではありません。

たまにはそういう人もいるかもしれないけれど、多くの場合は外との出会いによって開花されます。

外との出会いとは何かというと、人や書物、すばらしい音楽や作品などに出会って初めて、眠っている前世の才能が表にあらわれてくるのです。

でなければ、せっかくの才能がうもれたままになってしまいます。いわゆる「宝のもち腐れ」です。

眠れる才能を開花させていないのであれば、全力ですばらしい人や物に触れること、そして悪い人や邪悪なものを避けることです。

前世では良い事も悪いこともしている

前世で無形の財産を培ってきたこともあるかもしれないけれど、逆に人を苦しめたり、自分の欲望のために人を殺したりしてきているかもしれません。

そういった悪事も、私たちの霊の奥にしっかりとインプットされています。

だから、条件さえあえば、とたんに前世の悪い行いがあらわれ、よいものまですべて食い散らかせてしまいます。

だからこそ私たちは、ある意味では命を賭けるくらいの気持ちで、よき人、よきものとの出会いを大切にし、俗悪なもの、醜悪なものを避けなければならないのです。

悪因縁を浄化するには?

前世で犯した悪事をどうやってプラスに変換していくのか。

それは「徳を積むこと」です。

「徳」というプラスのパワー(言葉、行い、思い)を多くしながら、悪のマイナスのエネルギーを浄化していくのです。

プラスのエネルギーに変えていきます。

たとえ前世で無形の財産(芸術、学問、信仰)を蓄えていたとしても、「徳」がなければ社会的な成功にもつながっていきません。

才能だけあっても、恵まれた人間関係、お金や地位などの物質的に成功するには「徳」が必要なのです。

全力で良いものにふれて、徳を積むことが、才能を開花し社会的にも成功していくのです。

自分が前世で行った人生に見合う今生のありかた。だれのせいでもなく、

自分で蒔いた種なんだと腑に落とすことができれば、少しは今の人生で起きる不運も受け入れられそうですね。

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