たった68秒で現実化が始まる~引寄せの法則~
引寄せの法則
あらゆる思考は波動を発し、それと一致する波動を引寄せます。
この流れが引寄せの法則と言われるものです。
「似たものは引寄せ合う」ということ。「類は友を呼ぶ」と同じ意味ですね。
ということは、
あなたが願望を実現させるには、あなたの波動がつねに願望と合っていなくてはなりません。
あなたがある物事に関心を向ければ、波動を放ちます。
波動を放つことは求めることと同じで、それが引寄せの’’原因’’になります。
何かに何秒か焦点を定めると、あなたの中でその対象の波動が動き出し、ただちに``引寄せの法則‘‘が動きだします。
引寄せの法則とは、
1、あなたが考えることが引寄せられる。
2、好きだろうが、嫌いだろうが、考え続けたこと、関心を向け続けたことが引寄せられる。
3、思考はエネルギー(波動)であり、その波動は引寄せの法則によって現実化する。
4、波動が広がってさらに強力になれば、やがて現実化するだけの力を持つようになる。
5、あなたが考えること(感じること)と現実世界で経験することは、常に波動は一致する。
1.あなたが考えていることが引寄せられる
いつも考えていることが、現実化するなら
今考えていることを、もうすでにその状況を手に入れてしまった。という感覚でいるように過せばいいということになります。
たとえば、結婚して幸せになりたかったら、もうすでに幸せになっている感情を感じます。
もう自分は、「結婚して子供もいて、毎日安定していて楽しくて幸せ~」という気分で長い時間過すようにします。
今現実にそうなっていなくても、自分の想像の中だけでもそうなってしまったかのようにふるまってください。
今もってないから、「なんでこんなものしかないのか」と思うのではなくて、今もっているもので盛大に感謝してみましょう。
「自分はこんなんでいいでしょ」とか「これで感謝しとけ」という意味ではありません。
その波動を絶えず放つようになると、望むものを実現するのに受け入れる状態になり、心と現実が調和し始め、まもなく現実におこります。
あなたは、しつこく考えたものを手に入れることになります。
望む物事をしつこく考えていれば、それが現実の世界にも反映されます。
もうなっている気分でいるのだから、「ならなかったらどうしよう」なんて思えません。
だって、心の世界ではもうすでになってしまっているのですから。
もしも、「ならなかったらどうしよう」「やってるのにいつまでもなってない」と思ってしまうのなら、心の世界でもなってない、信じられていないということになります。
完全になってしまったというイメージ、本当に起きている出来事のように感じられれば、現実化はもうすぐです。
2.好きだろうが、嫌いだろうが、考え続けたこと、関心を向け続けたことが引寄せられる
よく勘違いしてしまうことなのですが、引寄せは好き嫌いに関わらず、「いつも考えていることが現実になります」
好きなものだけ、望んだものだけが引寄せられるわけではない、ということなんですね。
好ましかろうが、好ましくなかろうが、意識を向け続けていることが起こってしまうのです。
経験したくない、イヤなことに焦点を合わせれば、どんなに「これは要りません!」と否定しても、いつも考えていれば、やっぱり経験に取り込まれてしまうのです。
たとえば、「あの人やだな」「会いたくないな」と意識をすると現実に会う頻度が高くなってしまいます。
恋愛では、「あの人はなんで会ってくれないのだろうか」「いつ付き合えるのか」と苦しい感情をもって考え続けていると、ずっとその苦しい恋愛関係が続くことになります。
「パートナーがいて幸せだな」という感覚で、毎日も幸せに過していたら、一緒に幸せを感じてくれるような人があなたのもとにやってきます。
3.思考はエネルギー(波動)であり、その波動は引寄せの法則によって現実化する
何を考えていようと、それは未来に起こる出来事を創造しています。
何かに感謝するとき、あるいは心配しているとき、未来に起こるできごとを創造しています。
心配とは、想像力を働かせて、起きて欲しくない何かを創造することになります。
あらゆる思考、アイディア、物事は波動であり、たとえ短時間でも何かに関心を向ければ、その物事の波動を反映し始めます。
その物事について考えれば考えるほど、あなたはそれと同じような波動を発します。
すると、その波動に似たものが引寄せられることになりますが、その引寄せはあなたが別の波動を放つまで高まり続けるのです。
4、波動が広がってさらに強力になれば、やがて現実化するだけの力を持つようになる。
自分の過去、現在、未来、どれについて考えていても、あなたは波動を放っており、それが引き寄せの’’原因’’となります。
何かに関心を向け続けていれば、引き寄せの法則によってあなたが放つ強力な波動に合う状況、条件、人や場所など、あらゆる物事があなたのもとにやってきます。
これまで持ち続けていた思考と波動の合う物事が少しづつ自分のもとにあらわれ始めると、あなたの波動はいっそう強まります。
こうして、半信半疑だった思考が強い「信念」「思い込み」となり、その信念が常にあなたの経験として実現するようになります。
5、あなたが考えること(感じること)と現実世界で経験することは、常に波動は一致する。
引き寄せの法則は常に平等であり、偏りはありません。
この人にはラッキーばかり起こして、あの人には不幸ばかりを起こすということはないのです。宇宙の法則は常に公正であり、不正はないのです。
なぜなら、あなたのもとにやってくる情報、人、場所など、あらゆる物事はすべて、あなたの思考が放つ波動に応えられた結果だからです。
68秒で現実化させる方法
あなたの中で何かに何秒か焦点を定めただけで、その対象の波動が動き出し、引寄せの法則が反応します。
関心を長く向ければ向けるほど、そこに焦点を向けることは楽になります。
ふだんの生活をしているだけで瞬時にそのことを思い出して、そのときに感じる感情を味わうようになるでしょう。
まず、17秒間、何かに焦点を定めます。
すると、一致する波動が動き出し、焦点がさらに絞られていきます。
波動が鮮明になってくると、それと一致する別の思考をもたらされます。
「これがあったらもっといいな」というさらに洗練された思考が次々わいてくると思います。
この段階では波動にそれほど引力はありませんが、長く焦点を定め続ければ、波動はより遠くまで届くようになります。68秒間、焦点を定めていれば波動は十分な力を持ち、現実化がはじまります。
短期間(状況に応じて数時間あるいは数日)に繰り返し68秒以上思考し続ければ、その思考が優勢になります。
それは、欲しい、欲しくないに関わらず、意識を向け続けると引寄せが始まるのです。
すると、その思考が別の思考に変更されるまで、その思考と波動が一致するものが現実化します。
願望を現実化する3ステップ
願望を現実化するステップはシンプルです。
ステップ1、求める
ステップ2、宇宙が応える
ステップ3、受け取る
【ステップ1】
あなたが欲しいものに焦点を合わせるだけでステップ1の「求める」は無意識のうちに実行されます。
あなたの願望は些細で意識さえしていないようなことから明確な願望まで、すべては日常の生活の中から生まれます。
願望は日々、変わり行く変化の中で生じます。
こうして、「ステップ1」は何もしなくても、実行されることになります。
【ステップ2】
ステップ1が実行されると、宇宙が応えます。
これは宇宙の仕事、見えない領域になります。
あなたが求めたものは大きい小さいに関わらず、ただちに宇宙に理解されて提供されるのです。
宇宙は大小関わらず、誰にでも平等に応えてくれます。宇宙はただ、波動に応じているだけです。
求めたあとは、見えない世界の仕事なので、すべてを信頼して委ねます。
【ステップ3】
ステップ3は、「自分の中に取り込む」「許可する」という重要なステップです。
ここでは、あなた自身の波動と願望の波動の周波数を合わせます。
テレビで見たい番組のチャンネルを変えるように、自分の存在の波動をあなたの願望というチャンネルの周波数に合わせなくてはいけません。
それが、ここでいう「受け取る」願望を許可することです。
受け取る状態が整っていなければ、質問に対して答えが与えられても、答えられていないように思えます。あるいは実現していないように思います。
それは願望が聞き届けられていないのではなく、願う強さが足りないのでもなく、波動が合っておらず、招き入れていないだけなのです。
「ない」状態ではなく、対象そのものに関心をむける
あらゆる物事は、望むものか望まないものかに分けられます。
望むものについて考えていると思い込んでいても、実際は正反対のことを考えていたりします。
「結婚したい⇔一人でいるのは寂しい」「健康になりたい⇔病気になりたくない」「お金が欲しい⇔ひもじい生活したくない」と考えてしまうのです。
考えていることと受け取るものの波動は常にぴったり一致するので、今求めているものと実際経験していることを意識して関連づけてみるといいかもしれません。
たとえば、結婚したいと思っているのに、なかなか望んでいる人に出会えないのは、引寄せの原因となっている考えが、「一人でいたくない」「さみしいから」とネガティブなものになっているからです。
引寄せの作用点がネガティブな要素なので、何度でも「一人でいたい人」「さみしい人」を引寄せ続けます。
「結婚して幸せ」に焦点をあてて、幸せな感情に浸り、もうすでに幸せという状態を体感すると引寄せの作用点はそのような人や状況を引寄せられるのです。
明確な願望を放ったとしても、願望そのものではなく、願望が生まれるきっかけとなった正反対の理由に焦点を戻してしまうことがよくあります。
すると、あなたの波動は願望そのものではなく、願望が生まれた理由にもとづく波動になります。
たとえば、仕事をやめたくて仕方なくなったとします。
あなたが新しくて楽しい仕事を与えられた安心感を求めて願望を放つと、宇宙はそれをしっかりとうけとめ、ただちに応えてくれます。
ところが、あなたが宇宙の法則を意識せずに、新しくて楽しく働ける職場を考えて幸せな気分に浸り続ける代わりに、現在の仕事のイヤな部分をふり返り「この仕事はつまらない」「はやくやめたい」と言うのです。
このときあなたは、気に入らない仕事に目を向けることで波動を戻しており、新しくて楽しい職場に波動を合わせていないことに気がついていません。
「楽しく働ける職場」を求めていると言いながら、今の仕事のイヤなことばかりに注目しているのです。
「仕事を変えたい」と言うたびに知らずに不愉快な現状の波動を強めていて、新しい願望と波動を合わせることからも、求めているものを受け取る態勢からも自分を遠ざけてしまいます。
そうやって、望まないものに意識を向ければ向けるほど、望むものは遠ざかってしまうのです。
要するに、新しい職場で楽しく働いていることを主に考えていれば、そういう仕事は着実に近づいてきますが、現在の仕事の不平不満を考えていると新しい仕事はやってこないのです。
抵抗を手放す
抵抗する思考の習慣が身についていると、望む物事を拒む要因になります。
抵抗する思考のパターンは、意図的に習慣にしているわけではなく、これまでの環境や経験から少しずつ身につけてきているのです。
抵抗している思考は、一度に身につけたわけではないので、一度に手放すことはできませんが、一日ごとに少しずつ自然に幸せを受け入れられる状態に着実にもどっていけます。
気分をよくすることからはじめよう
誰でも経験に応じた感情を味わっており、何をすれば気分がよくなるか知るには、感情がカギになります。
コーヒーを飲んでいるときは、いい気分か。家で何をしているときがいい気分になるのか、感情を意識するようにします。
日々の生活でいい気分を感じることが多くなれば、抵抗を手放すことになり、それによって引寄せる原因もいい気分になるものになります。
すると、引寄せの法則があなたの波動が変化したことを示す、状況、出来事、人間関係、感覚をもたらします。
感情の抵抗を減らすのに、いい方法は感謝すること
日々の生活の中で喜びを与えてくれるものに少しずつ気づき、いい気分にさせてくれる物事に関心を向け続けていければ、それだけいい波動を保つのが楽になります。
感謝の波動は、物質世界のあなたと見えない世界のあなたとをしっかりとつないでくれます。
内なる世界とのつながりが強まれば、より明確な導きを受け取れるようになり、何かに感謝すればするほど、あなたの波動の抵抗は小さくなるのです。
感謝していい気分を感じているときに、イヤなことを同時に思い出せないですよね。
抵抗がまったくない、最高に気分のいい波動でいれば、求めたものを受け入れる状態になります。
感謝する対象が増えれば気分はどんどん良くなり、気分が良くなればますます感謝したくなるような好循環が生まれるようになります。
知らず知らずに許可する技を実践していることになります。感謝している心の状態でいるときは、あなたの波動に抵抗は生じません。
自分を受け入れ愛でる
自己否定が強い場合も、 望む物事を拒む要因になります。
ありのままの自分を「これが自分だ」と受け入れます。
髪の毛がくせっけであろうが、自分が顔がなりたい顔とかけ離れていようが、今の自分を認めます。
そして自分の褒められる部分を褒めまくったり、好きな部分に感謝していたりすると、自分のことをもっと好きになれます。
拒否する抵抗が少なくなり、求めた願望の受け入れをしやすくなります。