シンクロニシティのとらえ方

みなさんは、シンクロニシティを経験したことがあるだろうか?
シンクロニシティとは、ユングが提唱した概念で「偶然の一致」を指す言葉。
「虫の知らせ」のような、何か意味がある出来事のようなことを言います。
たとえば、ある人のことを思い出していると、電話がかかってきたり、街でばったり出会うなどということです。
私はかなり頻繁にあります。
イメージをキャッチする感覚が優れている友人は、「そういえば元気かな?」思ったら、すぐにラインメッセージが来たるのでびっくりします。
芸能人や有名人などの会ったことのない人は、直接連絡がくることは流石にないけれど、テレビなどでなんとなく気になった人は、
友達をとおして紹介されたり、いつも行くカフェで隣に座っていたりすることも頻繁にあります。
心理学的には、「シンクロニシティ」と言われているけれど、スピリチュアル的には、「引き寄せ」とも言えるでしょう。
たとえ、現実的に知り合いではなくても、無意識的レベルではすべてつながっている、人でもモノであっても。
ではシンクロが起こる意味は?
というところですが、たとえば私が面白いと思った有名人がいつも行くカフェで隣で座ったとしましょう。
その人が私の運命の人で、恋愛するのかもしれない、とそういう意味でとらえるのは間違った解釈です。
私が意識を向けたので、無意識のレベルでつながりそういうタイミングに出会ったということでしょう。
そこには、過去生からの縁とか、ソウルメイトとか関係なく、意識をもって思いを向ければそういうことが起きるのです。
もしも、その人が運命の人だったならば?
そんなときは、何度も同じようなことが起こったり、二人の間を取り持ってくれるような人もあらわれてくることもあります。
シンクロが何度も起きるということですね。
この出会いのタイミングを逃してはいけない!と、早とちりして「やっぱり違ったかもしれない」と気がつく人も多いと思います。
たいてい初めて会ったときに気がつきますから、その直感は正しいのです。ただそれだけの縁だったということなのです。