江戸時代に活躍した占い師、水野南北が説いた「節食開運説」に共感しすぎる|観相家

みなさんは、江戸時代の後期に活躍していた観相家・水野南北(みずのなんぼく)という占い師をご存じだろうか。

目の前に黙って座ればピタリと当たる、と言われるほどよく当たる占い師だったそうです。

どうして、江戸時代にそんな有名な占い師になれたのだろう?と気になるでしょう。

それは、南北の育った環境にキッカケがあります。

大阪に生まれた南北は幼少期に両親が他界し、叔父に育てられます。しかし、生活は乱れ、酒を飲み喧嘩ばかりしている少年になっていきました。

そんなあるとき、酒と博打に明け暮れ、ついに投獄されてしまいます。そんな中、獄中で囚人たちの人相がみんな似ているということに気が付き始めます。

牢を出てから、ある僧侶に剣難の相(刃物で襲われる相)があり「あと一年の命」だと宣告されてしまいます。僧侶は、出家すれば命は助かる、ただし一年間、米を食わずに麦と大豆だけの食事で通したら入門を許そう。と言うのです。

南北は僧侶の言葉を信じ、麦と大豆だけの食事を一年間続けました。一年間に僧侶のもとを訪ねると、剣難の相がなくなり運命が変わったことに大変驚いたそうです。

運命が変わってしまえば出家する必要はなくなりました。南北は、観相学を極めるべくあらゆる職業を経験し多くの人に会い統計をとりました。

まずは、髪結床で人の頭の形や髪質を、次に風呂屋で人の体形を。最後に火葬場で働き、どういう最期を迎えたのか、など。こういう性格の人はこういう人生になる。こういう言葉使いばかりする人はこういう顔つきになり、こういう死に方をするなど、あらゆる職業を通して研究していったのです。

こうして南北は、よく当たる占い師として人気になりました。

しかし、南北にはわからないことがありました。すごく良い人相の人が不運な目に遭ったり、逆に悪相の人が意外な幸運に恵まれるということが起るのです。

「これはなぜだろう?」と答えがわからないまま50歳を過ぎた頃。伊勢神宮に出かけ、食の神さまとして有名な、外宮の豊受大神に「人の運は食にあり」と啓二を受けたそうです。

そこで南北は、自分にも食事を麦と大豆だけにすることによって剣難の相を消し、運命を変えたことがあったことを思い出したのです。

「食は人相を変え、運命をも変えるのだ」と悟った南北は、食のあり方を研究し「節食開運法」を説き始めました。

悪相の人がやって来ると、食のあり方を改善することを説いて運命を転換させました。ただ相を見て当てるだけでなく、開運する方に導くことをしたのです。

こうして南北は、「黙って座ればピタリと当たる」と言われるほどの有名な占い師に成り上がりました。

運が良くてもアンラッキーばかり引き寄せる人と、あまり良い運勢ではないのにラッキーを引き寄せる人が存在するのは、私もずっと思っていました。

起る出来事を引き寄せるのは、運ではなくその人自身が発しているエネルギー。運というのは「風」のようなもので強いか弱いか、荒れてるのか、そよ風なのか。その人が発するエネルギーの後押しをするというだけで、どんなレベルのことが起きるのかは、その人の発するエネルギーレベル次第なのだと解釈するようになりました。

人が発するエネルギーというのは、何を思い、考え、行動し、どんな言葉を発するのか。ということでエネルギーのレベルが決まります。食べるものによっても肉体的にも精神的にも影響を与えるのです。

たとえば、肉が好きで肉ばかり食べている人の性格は、荒々しくケンカや競争好きになります。一方、菜食家の人たちは穏やかで優しい話し方をします。イライラすることが少ないので争いになることがありません。平和的な人が多い印象です。

こういう性格の違いから引き寄せる出来事が変わってきますし、日常的に何を食べているのかというのは大切なのです。

そして、過食や美食というのも同様に肉体的にも精神的にも影響を与えるのです。食べ過ぎることで、消化にエネルギーを使い、眠くなったり、寝すぎてしまったり体が重いと感じるようになるでしょう。

また、添加物いっぱいの波動の低い物ばかり食べていれば肉体の波動が下がります。

過食は、人間の覚醒をさまたげ、波動を重く低くする要素であるためアンラッキーを引き寄せやすくなるのです。なるべく小食である方が運が良い。

「食は人生を左右する」

これはずっと私も考えてきたこと、これまでの鑑定から思ったことです。

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