【宇宙の法則】陰も陽も必要なエネルギー|対極の法則

警察と犯罪者は、同じエネルギーをもっている。
と言うと、「全然違う!」と思うかもしれません。
犯罪者と警察官は、正反対の存在ですが、根本的に同じエネルギー上で生きています。ただ周波数が異なっている、役割の違いだけです。
たとえるなら、ライトの明暗を調整するツマミのようなもの。「暗い」が犯罪者なら「明るい」が警察官、明るさのレベルの違いです。
これは私の知人の話ですが...。私の知り合いで、デパートの販売員から警察官になった人がいます。
彼を紹介してくれた友人は、彼のことを「犯罪者気質で恐い」と言っていました。それはなぜかと聞いてみると...。
ケンカした相手への報復が用意周到で計画的だから、ということでした。相手を襲うときの服装、場所、時間帯、正体がバレないように暴行を加える方法など、考え方がまるで犯罪者みたいなのです。
デパートの販売員から警察官に転職できたのは、バイクの運転がすこぶる上手く、白バイ隊員に入れたからだそうです。友人曰く「サーカス団みたい」だそう。
バイクの運転が好き、というところから白バイにつながったのかもしれませんが、もしバイク好きでなかったら?と考えると、キッカケが違えば凶悪な犯罪者にでもなってるかもしれない、という危うさを感じました。
楽しく話をしてても、まわりをジッと観察する感じ...。いつも何かを考えてるような雰囲気。これは同級生や友達に警察官がいるなら、感じ取れる感覚なのかもしれません。
その知人は、もう白バイ隊員ではないですが、別の部署に異動になり優秀な警察官になっているそうです。友人が「犯罪者の考えてることが手に取るようにわかるので、検挙率が高いんだ」と言ってましたが、犯罪者気質の人ほど成績が優秀なのは本当らしいですね...。
犯罪者も警察も、善と悪で対立しているようでいて、共存している物同士なのです。犯罪者がいるから、その反対の存在、警察官という職業が成り立ちます。逆に警察官だけいたとしたら、犯罪者を作り上げていくことになります。
善だけで満たされている世界も、悪だけで満たされている世界もない。プラスとマイナスはつねにセットで一つなのです。
エネルギーの中には、プラスもマイナスも両方含まれているということですね。

有名なのは、中国の陰陽太極図。
陰の中に陽があり、陽の中にも陰がある。どちらも必要な要素です。たまにマイナス(陰)は悪いものだとか、あってはいけないと排除しようとする人もいますが、
陰も陽も、役割が異なるだけで良いも悪いはありません。マイナス(陰)には女性性のエネルギーがあり、生み出すことや、創造することができます。
逆にプラス(陽)に偏り過ぎると、何かを「やりたい!」と言うだけの人間になってしまいます。マイナスのエネルギーがなければ、何かを作ったり、作ったものを育てたりできないので形として成立させられないのです。
マイナス(陰)があるからこそ、何かを新しく創造できる。マイナス(陰)はクリエイターのエネルギーなのです。どちらもあってパーフェクトなのですから、どちらも自分の中に「あるなぁ~」と受け入れてあげると宇宙と調和ができる状態になります。