「内面が先」が腑に落ちたときの話
上手くいっていなかったときの頭の中。
「めんどくさいな」「今日は嫌いな人に会わなきゃいけないのかぁ」「どうせ行ってもムダだろう」「いつになったら良い事あるんだろう」「あの人は好きだけどこの人はキライ」「あの人がいるなら行くのをやめておこう」など、、。
拒否されることを恐れて、やらない言い訳ばかりを考えていました。楽しいことはほとんど考えられず、不平不満ばかり。
このときは、ほんとにな~んにも良い事が起こらず、状況はますます苦しくなるばかりでした。
そんなとき、いい加減この流れを変えたいと本気で思い「もうすでにうまくいってる自分」のフリをして「ありがたいな~」「うれしいなぁ~」という感情で過ごすことをしていました。
何でも上手くいっている友達のマネをしたのです。
友達がよく言っていることは、「お母さん、お父さんが大好き」「毎日感謝してる」「友達のことも祈っておこう」「誰にも頼らない」など。いつも面白いアイディアを出して誘ってくれるので、私はその友達が大好きでした。
その友達は、私とはくらべものにならないくらい上手くいっていたので、その友達の考え方を真似ようと思ったのです。
と言っても一日中、考えていられないので「ありがたいな~」「うれしいな~」という感覚を維持したまま、あとは何も考えない、過去も思い出さない、好きも嫌いも思わない、ただわいてくる感情を観察するだけにしました。
あれこれ思考し始めると、いい状態がブレそうだったので、その状態をキープするために、あらゆる思考を止めるようにしました。
ただ目の前のことだけに意識し続けていると、変化が起こってきました。自分にとってうれしいことばかりが起こるようになってきたのです。
今までちっとも上手くいっていなかった仕事にオファーがくるようになり、少しづつ忙しくなってきました。
一生懸命、人に会ったり、いろんな場所に顔出していたときは、まったく何も起こらず、ひねくれた考え方になっていました。
それが、心の持ち方、考え方を変えただけで、向こうから声がかかるようになってきたのです。
ひねくれていて、不平不満でいっぱいの心の状態で外の世界を変えようと頑張ってもダメ。
他人からみても、感じのいい人には見えなく、一緒に居たくないと思われていたのだろうと思います。
このとき現実は、内面が先で、外の世界は後につくられるを心から実感しました。上手くいかなくさせていたのは、誰のせいでもなく自分の思考だった。あれこれ思考してジャマしないことなんですよね。