ペットの生まれ変わりと人間との縁
この世に偶然はない、すべて必然である。
というのは、私の経験をとおしてよく実感してます。
人はもちろん、物、場所や動物との出会いもすべて必然です。
ホロスコープを読んでると、深く関わるようになる人すべてとは、強い縁があった、「会うべくして会った」という星配置になっています。
深く愛する相手、激しくぶつかり合う相手。関係がよかろうが、悪かろうが人生の中で強い印象を残す相手とは、深い縁があるのです。
今の旦那とは、若い頃知り合いで再会したのですが、再会する前、旦那の住んでいるマンションの近くで道に迷ったことがあります。
再会して旦那のマンションに来た時。この近くで迷ったことを思い出し、この人にも場所にも縁があったのだと、
何か見えない力に動かされているような感じがして、ふるえました。
何か見えない力に導かれてるような経験は何度もあるのですが、家にいる保護猫の「さばちゃん」にも同じように感じます。
「私と」ではなく、息子のところにやってきたのですが、
私の中でも、なんとなく「私の猫じゃない」「私に会いに来たわけじゃない」という感じがするのです。
さばちゃんは、息子が生まれてから数カ月してから家に来ました。ほぼ変わらない誕生日なのですが、「会うべくして会った」という繋がりの深さを感じます。
どんなにつぶされても、乱暴に扱われても、イヤがらずに自分から寄っていくのです。もう一匹の猫は、怖がってすぐ逃げてしまうのですが、
息子は、「僕のさばちゃん、いい子いい子しないで!」と言って、私に触らようともしません。お互い恋人同士のように、ラブラブなのです。
さばちゃんは、私に会いに来たんじゃなくて、息子に会いに来たんだと。この「私の猫じゃない」という感覚はそういうことだったんだと受けとめました。
子供が小さいのに猫なんか飼うな、と義母からは言われたけど、息子が前世で大切にしてた猫。やっと再会できた縁なのだから、心底よかったなぁ~と、正しい決断をしたと思います。