男は弱い生き物です。決して触れて欲しくないこととは?

女性の一生を考えてみますと、
赤ちゃんから女の子になり、思春期を過して大人の女性になります。
結婚して、主婦になり、出産して母親になり、やがておばあさんになります。
女性は男性よりは、変化の多い人生を歩みます。
女性は変化に対応できるように、柔軟性があるようにできていますから、多少コンプレックスがあったとしても役割が変わっていく度にわりきれるようになっていきます。
たとえば、「背が低い」というコンプレックスがあったとします。
女性は、たとえそんなコンプレックスを抱えていたとしても、やがて結婚し出産して母親になれば、そんなことに構っていられなくなります。
女性から母親というポジションに変わり、今までの価値観がガラリと変わって、どうだってよくなってしまうのですね。
一方、男性の方はどうでしょう。
男性も父親にはなりますが、自分が子供を産むわけでもなければ、育児に追われることもない。今までどおり仕事を頑張るだけです。
女性のように大きく変化するということがないので、価値観や考え方も変わりません。
そのまま継続していきます。
だから、同じコンプレックスをずーっともち続けます。
解決するためには、背が高くなる手術をして、その原因を解消するか、もしくはうまく自分を納得させるしかありません。
でも、女性は放っておいても自然に忘れ去っていたり、諦めていたりしています。
そんな男性にダメだしするのは女性の一言です。
同性に言われるより、異性に「背が低い」と言われるほうがショックをうけます。
昔の男なら、コンプレックスがあっても、武芸に打ち込んだり、学問に熱中して克服するすべを知っていたでしょう。
そうすることで、強い男になっていったのです。
今は男に求められる「強さ」が影を薄くし、男と女が対等になり頑強よりも華麗さが重んじられています。オールマイティでなくても、強い男、やさしい男、夢のある男とある部分が評価されれば、それで通用するようになりました。
つまり、逆境に立ち向かう必要性がなくなってしまったということです。
コンプレックスを思い出す場面があっても、相手に気づかれないようにやりすごしてその場を乗り越え、なんとも思っていないように振舞ってしまいます。
相手に気にしていると思われたくないからです。「気にしてる?ごめんね」なんて言われたらもっとプライドが傷つきます。
恋愛においても、傷つきたくないから告白はしないという男性もいますが、好きという感情を感じないようにしているという人もいました。
心が乱されるのがイヤだとかで、うまく自分が傷つかないように、コンプレックスとも向き合わないように道を選んでいるのです。
【関連記事】
・私とのデート楽しいの?と不安に思ったとき男はどう感じているのか